お豆腐屋さんとマーケティングのお話 ~WEBマーケティングでデータを活かす!~

By in Books, アクセス解析 on 2013/10/29

 

「行商」をご存じですか?

「プ~」とか「ピ~」とかラッパや笛などを鳴らしながら、リヤカーや自転車で顧客のいそうな地域に商品を運び・売り歩く、そう昔からあるアレです。

そんな行商の「お豆腐屋さん」が、今でいう横文字の“マーケティング”で売上を見事に伸ばしていたとかいないとか ・・・

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そんなお話を、WEB解析の第一人者 江尻 俊章氏の 「繁盛するWebの秘訣『ウェブ解析入門』 よりご紹介。

ある日のこと、行商販売を行うこのお豆腐屋さん、実は豆腐がなかなか売れず困っていました。

冷蔵庫も普及していない時代なので、売れなければ大量に余ってしまい、捨てるしかありません。
かといって、驚く程売れる日もあるのです。リヤカーに積んだ豆腐が完売すれば、他に売る物もなく売上をそれ以上伸ばすこともできません。

 

では、お豆腐屋さんはどうやって収益を伸ばしたのか?

キーワードは、

売りながら調べ、調べながら売る

です。

 

お豆腐屋さんは、まず近隣の白地図を購入し、販売時はそれを持ち歩きながら、豆腐が売れた時に
「いつ、どの地点で、何個売れたか」を地図に記入していきました。

しばらくこのやり方を続けていると、1カ月もすればその情報が詰まった地図からは、
「いつ、どこで、どれくらい豆腐が売れたのか」が大体わかってきました。

 

○月○日 火曜日… ふむふむ、火曜日はこの時間帯にこの場所で主婦に良く売れる。
木曜日はこっちの場所で夕方の方がよく売れてるな…。

 

といった具合です。
ふむふむ。

 

記録した情報(データ)をもとに、リヤカーを引いて歩く経路を決めることができますね。
また、買いにくるお客さんの傾向から、売れる日・売れない日も大体わかってきたので、売れる日には作るお豆腐の量を増やし、バイトも雇ってたくさん売る、
売れない日は作る量を減らし、無駄な生産をしないなど、情報をもとに効率の良い生産・販売を可能とし、お豆腐屋さんは順調に収益を伸ばし成長していきました。

広告を打ったわけでもなく、POPを作ったわけでもなく、収集した情報を分析し、適切な対策を打ったのが成功の秘訣ですね。

 

昔はこうした情報を集めるのは相当大変だったと思いますが、今は「WEB」という手段を持っています!

WEBから得られるお客さんの声なき声、これは、事業・サービスに活かさない手はないですね!

ぜひともWEBから得られる情報を活用したいものです。

 

※※
この話は、

「販売の科学―売りながら調べ調べながら売る/唐津  一氏」
「繁盛するWebの秘訣『ウェブ解析入門』/江尻 俊章氏」

の本で紹介されています。
「上級ウェブ解析士」なる試験に挑戦した際、非常に参考にさせて頂いた書籍です。

非常に読みやすく参考になると思うので、気になった方はチェックしてみてくださいな。

 

 

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